楽器のドック スタッフブログ

秋田市南通 管楽器販売・修理の「楽器のドック」が愛犬・ラルフとプルートと共にお送りするスタッフブログです

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
たまぁにですが、こんなご依頼が学校等からあります。

「楽器庫の奥にある、古い楽器を廃棄にしたいのだが引き取ってくれませんか」
「学校が統合されるので、要らない楽器を処分したい」

要するに、使われなくなった楽器の引き取りです。

可愛そうですが、要らなくなった楽器は燃えないゴミになってしまいます。

うちでは修理をしているので、古い昔の楽器を持ち込まれる方もいます。
そんな中、部品が既に供給出来なくなっている楽器等もあり、
こういった廃棄楽器から、合う部品を取って修理する事とも度々。

なので、そんなご依頼も全てではありませんが受けたりもします。

ただ、使う部品は大抵チョットしたもの。。。
ベル部なんか使われる事ございません。
なのでベルがたまっていく・・・
倉庫の中に、色んな楽器のベルばかり・・・

なんか物凄く勿体無い感じ。
んで何年か前考えました、再利用出来ないかと。
楽器としてではなくとも、使えぬものか

結果、なんと お家の表札に変身しました
こちらは最新作、新婚のお二人へのプレゼントです

moblog_5dd419ab.jpg


今回はホルンのベルを使用して、吊り輪を付け
銅版を丸くカットし、洋白棒で苗字を作りました。

将来 お家を建てて、表札として活躍出来る日を楽しみにしてます

楽器の廃棄品、再利用でした。





スポンサーサイト
暑くなってきました
節電の世の中、皆さん「熱中症」にお気を付け下さい

暑くなってくると、楽器の不調も多くなります。
ピストンへオイルを入れてるつもりでも、予想以上に気温が上がって・・・
どんどんオイルは蒸発してしまいます
その結果、ピストンが動かない とか ピストンが止まっちゃう という様な症状が出てきます。
人間が暑いと感じる時は、楽器も暑がってるのです
オイル、いっぱい注してあげましょう。

そして、管の内部。。。
掃除ちゃんとしてますか
カス溜まってませんか
きちんと掃除しないと、ばい菌が繁殖しちゃう様な状態に

ではご覧下さい。
持ち込まれたのは、ユーフォニウム。
内容は「楽器の中が臭い」でした。
原因は管内部のヨゴレ。暑さで臭ってきた様です。
ピストン管の中、底部には おっそろしーほどのカスが
moblog_fb2fda14.jpg
普段から手入れを(掃除)していれば、こんなにまでならないのですが。
他のチューニング管も同じようなカスが。
これにはお客様もビーックリしてました。

その後、ピストンや管内部全体のクリーニングをし「臭い」も消えご主人様の元へと帰って行きました。
めでたし めでたし





さてさて、本日ご紹介しますのは
こちら Bach のテナートロンボーン
moblog_cb0dfe08.jpg

とある学校さんからやって来ました。
どーんな修理かと言うと・・・。
ベルです。
ベル踏んじゃった との事。
まずはその全貌をご覧下さい。

グシャッと

moblog_46c02e36.jpg

こんなんなってます
ベルを逆さにしても立ちません。(手でおさえてます。)

moblog_b3ff94a3.jpg

横から見るとグニャッと

moblog_9f647df2.jpg

ベルをのぞくと・・・トホホ、アイタタタァ。

moblog_f26919d2.jpg

久し振りの重症患者さんです。
これだけつぶれて変形していると、金属がとぉーっても伸びちゃってるんです。
少しずつ、少しずつ修理して。
伸びた金属を散らして散らして、目立たなくします。
力も必要ですが、繊細さも大切。

全て手作業で修理してゆきます。

んで、完成。

ジャーンこちら

moblog_b32af22c.jpg

シャキーンと

moblog_fd209ee0.jpg

ビシッと

moblog_2988932c.jpg

金属の伸びがひどく、少々跡は残りましたが。

moblog_bf740b40.jpg

皆さん、ベルには気を付けて下さい。
もしもの時は、当社へご相談を




皆さん こんにちは。
今日はクラリネットの修理をご紹介致します。

こちらのクラリネットは、とある中学校の楽器です。
結構キレイに見えますが、
moblog_ef114379.jpg

よーーーく見ると  キーは真っ黒に変色してます。
moblog_e62b3e53.jpg moblog_a65bd24e.jpg

そしてタンポも茶色になり、交換しなくてはなりません。
moblog_11137cba.jpg moblog_b5fd7e9d.jpg

このクラリネットを甦らせるため「全タンポ交換・磨きかけ」修理をする事に。 それでは作業開始です。
まずは、外したキーをバフがけし磨く。
結構 力が必要なのです。ちょっとでも力を抜くと、キーが飛んでいっちゃいます
moblog_4ef6bbaa.jpg moblog_9b0d912e.jpg

バフがけが終わったら、細かい部分をさらに丁寧に磨きます。
moblog_d3b275fd.jpg moblog_1b58cd42.jpg

キーを磨き、古いタンポを外す。
す・る・と、こーんなにキレイになりました
moblog_ac63100c.jpg

                      ピッカピカ
moblog_e96467eb.jpg moblog_aa4fe576.jpg


キーの磨きが終わったところで
次は、こちらの道具を使い トーンホールのカス取りです。
この作業をしっかりとしておかないと、狭まったトーンホールのせいで
ピッチが悪くなってしまいます。
moblog_eff16580.jpg

光を入れて、丁寧にカス取りします。(トーンホールひとつひとつ)
moblog_e79ce1d5.jpg moblog_eceb660c.jpg

ジョイントコルクも新しく巻き直します。
moblog_1b4eacf1.jpg

キーポストも磨かれ、後はタンポを付けて、
moblog_5aa03c5a.jpg moblog_e2a3d48f.jpg
moblog_74725118.jpg

タンポを付けながら、ひとつひとつ調整していきます。
moblog_4a5636a6.jpg moblog_6a4d84d0.jpg

上管の完成です。
moblog_4c8e4b9e.jpg

下管にも同じ作業をして、修理完了       タンポも新しくなりました。
moblog_375d509e.jpg moblog_db601dac.jpg
moblog_f06d7fc0.jpg moblog_d2109afa.jpg

ピッチもばっちり 音も出易くなりました
これからも大切に使ってもらってね
クラリネット修理のご紹介でした。


さて、本日の修理をご紹介致します。
今日の修理は「ホルン 穴あき修理」です。

まずこちら、ふつーのベルカットホルン。
しかし、写真下の部分 赤で囲んでいる管をよく見てみると、

ホルン+001_convert_20100415112404

こーなっているのです。
穴だらけ・・・
ホルン+004_convert_20100415112525

近寄って見ると。こんなに穴・穴・穴・・・

ホルン+002_convert_20100415112438

管がすり減って、薄くなりこうなってしまったのです。
他は大丈夫でも、これじゃあ吹けませんよね。

そこで、金属のプレートを穴あきの箇所へ「当て金加工」する事にしました。
まずは、穴あきの周辺の凹みを修正して、プレートがフィットする様に整える。
そして金属プレートも管へフィットする様に、合わせて整える。

こちらが整えられた金属プレート。 これをハンダ付けします。
ホルン+005_convert_20100415112550

ハンダ付けをした跡を綺麗に処理して
ホルン2+002_convert_20100415142709

次にバフ掛けをして磨きます
ホルン3+001_convert_20100415153348

バフ掛けをした後、また汚れを取り終了。
これで ホルン穴開き修理「当て金加工」の出来上がりです。
穴だらけで、息がもれもれだった管も しっかりふさがれました。

ホルン3+003_convert_20100415153433

また吹いてもらえるね
まだまだ頑張れ ホルン君。


                        完


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。